日本の夜明け・オブ・ザ・デッド

何のことかって選挙のこと。

日本未来の党はいつぞやの民主と同じ匂い。民主はいつぞやの自民と同じ匂い。で自民党と日本維新の会は腹の底丸見えなわけで言うまでもない。隠しているその手を見せてみろよ。
共産は良いこと言うけど相変わらずハードコア、幸福実現党は真逆にハードコア。社民党新党日本はがんばれ。あと何があったっけ。とりあえず一番まともなこと言ってるのは山本太郎


そもそも政治家の言葉が響いてこない、何言ってるかわかり辛いのはその真意を悟られたくないから。それか話しかけてる相手がそもそも僕らではないから。だから僕らはいちいち、こっちから寄ってって聞き耳たてて裏とって調べてホントは何を言ってるか判断しないといけない。面倒だけど、やらなくちゃいけない。

今回の選挙でどこの政党が勝っても、政治家を監視し日々をサバイブするってことは変わらない。たとえ自民が圧勝するようなことがあっても、死ぬほど嫌なことだけどけして絶望なんてしないだろう。
けれど出来ることは何でもやっておきたい。今の日本ってあまりにも物騒だから。今も修復できない原発があるってこと、クラブでダンスすることが禁じられていること、僕らのわかる言葉で話しかけてくれる政治家が1人しかいないこと、そんなクレイジーさすべてに慣れてしまわないように。


以下FACEBOOKとかツイッター見てて考えさせられたこと、実際にあったやりとりなどをこっちにも引っ張ってみる。

【TPP】
一般的にはTPPって関税をなくして経済を良い感じにまわしていこうというものとされてる。日本に商品を売り込みたい人にとっては関税があると値段が高くなって品物が売れない「障壁」になる。関税をなくすことで他国の商品ががんがん入ってきて安い値段で手に入りやすくなる。つまり日本の農業的にはきついことになると予想される。もちろん日本の商品も輸出しやすくなってメリットもあると考えられる。日本車とか。良い点も悪い点もあるっぽい。

けど、さらに問題と言われてるのが医療。

例えば、アメリカの保険会社が「医療保険」という商品を日本に売り込みたい場合、日本には国民皆保険制度があるから保険会社の医療保険は事実上必要ない。これは米国の保険会社にとって商売の邪魔となり、「障壁」となる。

TPPは関税だけじゃなくてこういった「障壁」(非関税障壁)も撤廃していこうというもの。実際アメリカでは国民健康保険ってなくて一般の企業がやってる医療保険しかない。保険がなくてお金が莫大にかかるから病気になっても医者にいくのをあきらめる人たちがいるとか。まさにSFホラー。

【憲法改正】
領土問題に関して問題なのは、日本は軍事力とか武力ではなくて外交力がすげーないってこと。だから領土問題、憲法改正して再軍備とか言ってる政治家は基本的に現実認識が怪しい。威勢だけよくて中国や韓国のことを見下すような発言して中身のある対応ができない政治家がいるけど…戦争って外交の失敗の結果でしかない。だから失敗前提の政党には舵取り任せたらいけないよ。
ではどうして憲法改正して再軍備したがってる人がいるか?何かとてもつもなくおいしい話があるに違いない。それは人を戦地へ送りこむことを厭わないほどにおいしいに違いない。武器売ったり買ったりですごい儲かったりするのかな。土地奪ったり人権奪ったりですごい儲かったりするのかも。もちろん、僕らにもは一つもおいしくない話なのは確実。


ところで、おそらく自民党を支持されてるであろう方からこんなつっこみをいただいた。

(TPPで農業が破壊される。自給率が低くなる。という懸念について)
『石油(ナフサ)が全量輸入に頼ってる時点で農業の自立も何もなくて、自給論というのはホントは「砂上の楼閣」。農業の肥料は窒素燐酸カリ、全部ナフサ由来。トラクターが動くのも軽油、これもナフサ。米や大根入ってくるの止められたとして、ナフサが入ってこなかったら、全部作れなくなるんだよね、実際。食料なんて、すでに「自給」できてない。

それと、今後例えば原発を止めると尚のこと石油石炭、それからシェールガスが必要になる。シェールガスはアメリカと中国が世界最大の産出国になると見られている。それを安く継続的に入手できないとエネルギー政策が成り立たない。アメリカから買えないで誰から買うのか。反対する人はそういうこともちゃんと考えてるのか。』

と。

既に自給できてないような不自然な状態をどうにか続けていくためにTPP参加してこれからもっと頑張るっていう発想って少し変だと思う。
もう少し持続可能な方法、可能性も模索していくべきだし、そっちに頭も時間も金も使いたい。農業にしてもたとえば有機や自然農法みたいに自然界の生物由来の資源を利用する技術、可能性や希望のようなものあるんじゃないの?エネルギー資源を輸入に頼りきってしまっている現状、そこから見直す時期だということ。

原発に関してはまずは人命が優先されるべきであってそのポイントを無視した擁護論はちょっと無理がある。だって死んじゃったり、その土地に住めなくなったり、作物を食べられなくなってるわけでもはや人類っていう枠を超えて自然とか宇宙全体に迷惑かけてる。まじもんの危機。

どの政党・どの政策を支持するかそれぞれが自分の立場で判断すれば良いのかもしれないけど、社会の仕組みはもっとも力の弱い人たちの生活を基準に考えるべきだと個人的には思っている。自分のことばかり考えてたらいけないよ。


てことでみなさん、選挙行きましょうね。