この空の花

戦争と震災。原爆と原発。長岡と長崎と広島と福島。12.8や8.15や3.11をダイレクトに扱いながらも展開はかなりFREEかつ前衛っていうか色んな意味で攻めてるんだけど、そのすべてが自然に胸にすっと入ってくる素敵なマジカルミステリーツアー。季節的にも時代的にもまさにちょうど「今」な映画。大林宣彦なう!


一輪車にずっと乗ってる女の子とか石川浩司が演じる山下清(反則)とか長髪の高嶋政宏とか終始困り顔の松雪泰子とかいちいちキャスティングもツボなんだな。ぼくは花火が好きなんだな。